自分を活かしてこう!
パセリの話
パセリってあるじゃないですか
あの、いろいろなところに彩りをそえる、いぶし銀みたいなやつですよ。
パセリ。
栄養価も豊富で特にビタミンKなんて野菜の中でもトップクラスに入ってるし、マグネシウムやカルシウムや鉄やカリウムなどのミネラルもめちゃめちゃ多いスーパーフードなパセリ。
どこにでもだいたいあわせることができて、粉にすれば料理の仕上げとかにもできるあのパセリですよ。
往来の名選手のような、
名脇役のような、
そんな誰しもが知るけど、決して自分は主張しないような、そんな野菜がパセリだと、そう思ってたんですね。
はっきり言ってしまえば、地味だと!
主役になれない野菜だと!
そう思ってました。
いや、僕は好きですよ。パセリ。
なんか「パセリなら残しても別にいっかな」みたいなこと考えてる輩が結構な数いるじゃないですか。
以前、その事実をパセリ農家の方に伝えたけしからん番組があって、
パセリ農家の人が「美味しくできたと思うんですけどねぇ」って返事したってことを聞いてから、僕はパセリを絶対に残さないと心に決めてたわけですよ。
でも、やっぱり大好きってわけではなかったんですよね。パセリ。
なんか身体にいいから食べとくか、くらいに思ってたんですよ。
パセリ先輩には失礼な話なんですけど、心の底からパセリ好きな人はいないだろうし、いたとしても料理の主役になることなんてないだろな、って思ってました。
でもそれはとんでもなく愚かな間違いだったんですよね。
どんなものでもファンはいる
僕は生協で野菜を頼んでるんですけど、
なんの気なしにパセリを頼んだことがあったんですよ。
なんか、「お!パセリなんて売ってるの?ウケる」みたいな軽いノリで頼んで、すげぇ量のパセリが来て後悔したことがあったんですよ。
その減らないパセリを冷蔵庫で寝かしてたら、家に遊びに来た彼女がそれを発見してこう言ったんですね
「え!?パセリじゃん!!??めっちゃ好きなんだけど!!すご!!」
かなりテンション高めに、パセリ見てはしゃぎだしたんですよ。
パセリで人はこんなにテンション上がるものなのか、ってびっくりしたんですよ。
俺「パセリでこんなテンションあがる人生まれて初めて見たわ」
彼女「え!?美味しいじゃん!ねー、このパセリ使って料理していい?」
そう言って彼女はおもむろに料理始めました。
しばらくしてできたのがパセリ以外に具がない料理
彼女「パセリのパリパリ焼き!」
パセリに片栗粉をたくさんまぶして、全体的に馴染ませて、塩と胡椒で味付けしたようなとてもシンプルな料理。
だけど、紛れもなくパセリが主役な料理。
実際に食べてみると、
めっちゃ美味しいんですよ。
ビールのお供にピッタリのような、食べだすと止まらなくなるような、そんな料理でした。
こりゃテンションあがるわ!
結局二人であっという間に残ったパセリを全部食べてしまいました。
それどころかその次の週もパセリ頼んじゃったからね笑
活かし方を知ろうとしよう
ようするに何が言いたいかというと
「自分なんて主役になれない」
「自分はどうせ輝けない」
って拗ねてる人は自分の活かし方を知らない、というか知ろうとしてないだけなんだよね。
もちろん、誰かをひきたたせるような、誤解を恐れずに言うなら、一見すれば地味な脇役のような人達や生き方だってとても素晴らしいですよ。
ただ、どんな人も主役になれるし輝けるんですよ。
自分の活かし方をしっかり知っていれば、それは可能なんですよ。
そのために必要なのは、自分の長所や短所を知ることかもしれないし、やりたいこと好きなことを考えることかもしれません。自分のこと好きになるよう自分と向き合うことかもしれないし、勇気をもってなにかチャレンジすることかもしれない。
でも、まずは自分をしっかり活かそうって意識して向き合うことなのかなぁ、なんて思います。
そんなことを、添え物のパセリを見て思いました。
そんじゃーね(・∀・)
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